不妊治療、のその後ブログ

主婦35歳、杉山産婦人科丸の内に通院し、初回の顕微受精で出産

【初回体外受精】5w1d

大晦日にピークを迎えたお腹の張りはすっかり鳴りを潜めていた。


妊娠判定から1週間、長かった。

喜びと不安と、親にどこまで伝えるかとか、色々考えながら

婚家の正月支度の手伝い等をして、何だか色々考えた気がする。


とは言え漠然としか考えていないけど。


病院に着き、ピークの1月4日を避けたお陰か、直ぐに呼ばれて内診。

いつもの股おっぴろげ台(言い方よ…)でエコー。

看護師に暮れに張りがあった事、出血はなかった事を伝える。

しっかりと胎嚢が写っているのを見せて貰った。


ああ、ちゃんと子宮の中に居てくれた、と安堵したのも、

初めて我が子を目にした感動で少し涙腺が潤むが、前回同様、医者は流れ作業のようだった。

「はい、ここに袋ありますねー。今日は袋見えたからオッケーですねー。」

以上。


診察室に入ってエコー画像と診察日の日数、予定が書かれた紙、それらを入れるクリアファイルを渡される。

暮れに張りがあったのは卵巣が腫れているからだと説明され、「この程度なら経過観察」

「あまり無理はせずに」「じゃ、1週間後にまた来て下さい」でフィニッシュ。


相変わらずニコリともしない若い女医だなぁ。


診察室を出て、処置室でプロデゲポーを筋肉注射。

相変わらず痛いねぇ。


この注射を打ってくれた看護師は感じが良かった。

カルテを見ながら、「袋見えたんですね、本当に良かったですね。おめでとうございます」。

ここの病院で初めて「おめでとう」って言われたよ。

やっと笑顔で「有難うございます」と言えた気がする。


採卵前、点鼻薬の説明をしながら渡して、「これ、4回分は使える分量なんです。

まぁ、あなたなら1回で大丈夫だと信じていますけどね!」

と言ってくれたのも多分彼女だったと思う。


ここの病院で親身に話をするサービス的な医者や事務に当たっていなかった分、彼女のこうした言葉は嬉しかった。

何の根拠もないけど、「きっと大丈夫よ」「祈ってるよ」そんな言葉が薬のように

精神面を癒してくれる事もあるんだな。


まだまだ油断出来ない時期なのでなるべく手抜き家事で、安静を心がける生活が続きそうだ。