不妊治療、のその後ブログ

主婦35歳、杉山産婦人科丸の内に通院し、初回の顕微受精で出産

入院中の出来事

里帰りを終え、自宅に戻ってきたら当然だけど

家事も全てやらなきゃいけない訳で、バタバタしている毎日です。


39w6dで出産し、その後の入院生活についても備忘録として残します。

既に大分記憶が薄れつつあるのでメモを見ながら書き起こします。


今まで伏せてましたが、産院は芝浦の愛育病院です。

21時41分に産まれ、その後の処置や麻酔が切れるのを待つので日付変更線を跨いで入院しました。

愛育病院は泊数でなく、日数で料金を起算するので、

日付が変わる前に入院するとたった数時間でも1日分の室料を取られるのです。

私は午前1時頃に入室したので、結構お得だったかも。

そういう意味で、我が子GJ!


部屋ですが、個室を希望してました。

愛育病院は4人部屋(追加料金無し)、

シャワートイレ無しの個室(追加料金2万円)、シャワートイレ付きの個室(追加料金3.5万円)、

簡易キッチン等がついてる超広い特室(追加料金7.5万円)の4タイプ。

シャワートイレ付きの個室以上が良かったのですが、部屋は産んでから、空き状況を見て、という事で、

いざ私の入室出来そうなシャワートイレ付き個室以上の部屋は、

特室、新生児室と別フロアの個室、

新生児室と同フロアだが、感染症の患者優先なのでもし感染症の患者が来たら24時間直ぐに他の部屋に移動する条件の個室

の三択。

新生児室は同フロアの方が良いと思い、二番目は却下。

特室か感染症用の個室。

特室でも良いと夫は言ってくれたが、7.5万円×5日すると、なかなかの額になる。

なんならその金で家族旅行とか行けちゃうじゃん、と考えると少し勿体無い気がする。

という事で、幸い、インフルエンザの流行シーズンでもないし、移動は無いと踏んで、その部屋にしました。

結局、移動せずに済んだので有り難かったです。


【1日目】

産まれてすぐに呼吸が安定しないと言われ、カンガルーケアは見送り、

私も麻酔分娩後の気持ち悪さでフラフラなのでまず母子別室。

午前1時過ぎに夫は帰宅、私は暫し睡眠。

午前3時半頃起こされ、子に乳を含ませろと言われ、

出てるか分からないものの授乳。

終わり、トイレへ。

小をしなさいと言われたけど、するのがめっちゃ怖かった。

切開とか出血の縫合でお股つぎはぎだらけだし、腰だかなんか知らないけど痛くて歩けないし、

そんな中便座に座ったり立ったりとか、無理ゲーと思うくらい。

なんとか用を足して、介助してもらい、4時から再び寝る。

7時に起こされ、新生児室に呼び出し。

呼吸は安定したが体温が低いらしく、温めてもらってたそう。

そんな話を聞きながら、私はまだ気持ち悪さと痛みでフラフラ。

おむつのかえかたを教わるのにも、あまりに顔色が悪かったので部屋に戻り、少し休ませてもらう。

その後母子同室がスタートするも、昼頃また体温が下がっているので新生児室へ連れて行かれる。

面会は午後1時から。

義家族や母が入れ替わり立ち替わり来るも、子も安定してないし、

新生児室に見に行ったら大量に緑色の液体を嘔吐してるし、で申し訳ないけど殆ど息子は見せられず、触らせず。

嘔吐は出産時の私の出血を飲み込んだのだろうと新生児医から説明を受けた。

暫く様子見。

私も全身ボロボロ。

嘔吐は同室になっても続き、眠れない夜を過ごしました。


【2日目】

まだ嘔吐が続く。あまりに頻回なので再度新生児医に見てもらう。

昼前に少し睡眠が取れた。

午後は安定し、授乳かオムツか、という感じ。

夫が休みを取って面会時間フルに居てくれた。

出生届を貰ったのでその足で役所に提出。


【3日目】

今日は義妹と母が入れ替わりで見舞いに来てくれた。

私の便通が未だに無いので、化マグを処方され、産後初のお通じ。

これもめっちゃ怖かった。

母乳道場で知られる愛育病院、新生児室になるべく来て助産師の指導を受けなさい、という方針です。

しかし、乳首痛いんす…。

吸われるけど出てるのか分からないし、血が滲む位になり、吸い付かれた瞬間は息を飲むくらいになってきました。

売店でピュアレーンを買って塗ってみたら大分楽になった!


助産師の勉強中の学生がついて回るようになりました。

今日1日の事かと思い、了承したけど、結局退院までついて回る事になり、正直鬱陶しかった…。


【4日目】

偶々東京に遊びに来ていた北海道の友人が見舞いに来てくれた。

色々話して良い気分転換になった。

助産師による母乳指導も佳境。

痛いし、でも分泌も大分進んできてるし、でも血が滲んでるし、、、。

退院前の母体の診察があり、学生が呼びにきて、「お手洗い行かなくて大丈夫ですか?」と言われる。

何の意味もない質問だと思い、「大丈夫です」と答えて診察待ちに並ぶ。

並んでる間に少し尿意を感じるようになったけど、すぐ終わるから部屋に戻ってからトイレ行けば良いかと思い、我慢。

順番が来て内診台へ。

エコー。

……………。

痛い。

メチャクチャ痛い。

あまりに痛くて泣き叫んでしまった。

良い歳こいて!恥ずかしい!でもクソ痛え!!!!

医師「あー、お小水溜まってると痛いんですよねぇ」と言いながらエコー。

それを聞いて私、学生にMAXイラっとしました…。

言えよ、小溜まってると内診が痛いなんて知らねえよ!!!!!!!

余りに私が痛がるもんだから、医師は呆れつつ半笑いで

「あー、もういっか、はーい、終わり〜」と内診を切り上げてくれました。

そして続けて「どうします、一応溶ける糸ですけど抜糸も出来まs」「じでぐだざい゛〜〜〜〜〜〜!!!!!」

「マジか…、頑張るねぇ(笑)」と、続けて抜糸。

と言うのも、経産婦の友人から抜糸しておいた方が良いと聞いたからです。

正直腰が痛いのと尾骶骨が痛いのと股間が痛いので、もう辛かったので、

せめて股間の痛みが減るなら、と言う事で抜糸をお願いしました。

しかし。

これもメチャクチャ痛い。

バツッと切って、糸を引っ張って取るんだけど、もう私もギャアギャア泣くわ叫ぶわ、大騒ぎ(笑)

終わって内診台を降りたら、助産師も医師も爆笑で、私の肩を叩きながら「もう一人産んだ(みたい)わね、お疲れ様!」と労ってくれました。

私も泣きまくって鼻声で「すいません取り乱しました…」と言って診察室を後にした訳ですが、

内診の痛みについては教えて欲しかったと未だにあの学生さんを少し逆恨みしてます(笑)


母乳は分泌しそうなのにあまり出なくて、深夜少し思いつめてしまいました。

深夜三、四時間ずっと新生児室にいる状態が続いてしまい、参ってしまったのです。

オムツ替える→授乳する→子が寝る→搾乳する→その間に子が起きる→泣く→授乳する→子が寝る→搾乳する→…のループで

ビタイチ私は休まらないし、でも眠いし、乳首も下半身も痛いし、肩もバキバキだし、シャワーすら浴びれないし、

搾乳しても10mlも出なくて、でも周りの産婦さん達はすげえ出てるし、

なんだか惨めになってしまった所に、助産師が「ほんと頑張ってますよね、お疲れ様です」と優しい言葉をかけてくれた所で涙腺が死にました。

他にも産婦さん達がいっぱい居るのに滂沱してしまい、その助産師が「2時間、新生児室で預かるので寝て来て下さいね」と言ってくれたので甘える事に。

新生児室から部屋に戻る時も涙が止まらなくて、部屋に入ってからは号泣。

ワッと泣いてスッキリして少し寝る。

朝方、起きたら大分メンタル持ち直してました。

ほんと、睡眠は大事っすね…。


退院当日は12時には部屋を出るように、と言われていたのと、この日9時半からアロママッサージを予約していたので

さっさと退院準備を終わらせて、待ち遠しかったアロママッサージへ。

妊娠中から2週間に一度くらいのペースでいつも同じ助産師にやってもらっていたので、産後、しかも入院中に会えるのが楽しみでした。

会って開口一番、彼女は「おめでとう!本当にお疲れ様でした!!」と抱きしめてくれました。

癒し…。

しっかり体も癒してもらい、夫と母が迎えに来てくれたので退院手続きを済ませて退院。



愛育病院の母子同室、母乳推しは正直しんどいっちゃぁしんどかったです。

でも、1ヶ月半経った今、完母でやれているので、母乳道場、頑張って良かったと思っています。

食事、なかなか美味しかったですよ。

病院食はまずいというイメージでしたが、健康的で美味しかったので毎食完食でした。