不妊治療、のその後ブログ

主婦35歳、杉山産婦人科丸の内に通院し、初回の顕微受精で出産

【初回体外受精】27w3d

前回は助産師の健診だったので今回は医師の健診。


あれから、少し物を減らしたり、義姉からベビーベッドとクーファン、ベビービョルンを譲り受けたりして、少し子供の物を揃えようかという気になってきた。

まだまだお産まで何があるか分からないし、お花畑には程遠いけど、ベビー服などを見てカワイイ!と思えるようになってきた。

進歩。

胎動も夫に伝わるようになり、お腹に向かって声をかけたり、自分からお腹に手を当てて様子を聞くようになってくれた。


食欲魔人なのは相変わらず。

増加の一途を辿る体重に危機感を覚え、マタニティヨガに通い始めた。

最寄駅にしても良かったのだが、敢えて隣駅のスタジオに体験に行き、平日日中通い放題のチケットを1か月分買ってみた。

天気と気分が良ければ往復をゆっくり3〜40分歩いて向かうようにした。

結果、週に2日、スケジュール的に難しければ1日通い続けている。

このお陰もあってか、前回の健診からの増加は1.3キロに抑えられた。


順番が来て診察室に入ると、初期の頃に診てもらった先生がいた。

特に問題なければ、お産までこの先生狙いで健診を受けたいと思っている。

優しい語り口で、緊張感が少し解れるのだ。

経腹エコーで胎児の様子を見る。

前回は300グラム台だった胎児は、1100グラム超にまでなっていた。

身長は測っていない?ので分からない。

頭囲、腹囲、太腿の長さ共に問題なし、順調との事。

ほっと安堵した所に、「前回の健診でも言われたと思いますが、逆子ちゃんですねー」と言われた。

ん?

逆子?

聞いた事ないぞ??

「まぁでも、この週数ならまだまだお腹の中で動き回れるし、これから頭が重くなってきて、自然と頭位に治る人も多いから、様子見ですね〜」


あ、そ、そうなのか…。

逆子だと、帝王切開だよな…。

無痛分娩がいいのに、、、でも、子供が元気に産まれてくる事の方が大事だもんなぁ…。


と一瞬のうちに頭の中を駆け巡る。


取り敢えず、30週位までは様子を見て、その時に治ってなかったら鍼とか、逆子体操とか、色々やってみるか、という結論に達した。


エコー後、病院でもやっているエクササイズに参加したい旨伝えて、許可証を発行してもらった。


アプリなどで、胎児の成長具合を見て、万が一今産まれてしまっても、生き延びる確率が増えている、という事を確認するにつれて、初期のように何でも検索しまくる事は減ってきた。

妊娠中期も、もう少しで終わる。

お腹が一段と重くなってきた。

これから、もっと重く、大きくなっていくのだろう。

史上最強の猛暑にどこまで耐えられるか…。

【初回体外受精】23w0d

前のエントリの件は、その後も少し「会いたいな」と言われたが、

頑なに「無事に産まれてからね!」で押し切った。

やっと平穏になったので一安心している。



さて、前回の健診から4週間、経過ぎ順調なので助産師外来を受けるようにと言われて平日に受診した。

少し待って呼ばれ、入って、エコーで軽く見て、おっぱいマッサージを教わって、

気になることありますか?的な話をしてサクッと終了。


助産師外来って、医師の診察よりしっかり、丁寧に、

時間をかけて診てもらえるとばかり思っていたので拍子抜けした。


両胸が炎症を起こして腫れて痛かった事を話したが、

両胸に症状が出る場合は乳腺の成長に伴う良性変化なので、脇を冷やせば良いそうだ。



前回の健診から3キロも増えたので、さり気なく運動もして良いですよ、と釘を刺された。

そりゃ、そうだよね…。

毎朝体重を測ってるけど驚異的な増え方をしている。

妊娠前は殆ど測ってなかったが、多分多めに見て52キロ位。

病院には上にサバ読んで53キロ申告。

それが今ではもう59キロ。

6か月終盤で既に6キロ以上増えてるっていう…。


つわりも軽かったし、食欲落ちたりとかは特に無かだからったし。


とは言え妊娠中にダイエットは禁物だから、割と諦めている。

後期は呼吸するだけで増えると聞くし、

最終的に何キロ増えるのか、恐ろしい…。


取り敢えず、マタニティヨガに通う事にしてみた。

敢えて隣駅のスタジオにしたので

調子が良ければ片道30分ずつゆっくり散歩も兼ねて歩く。


次はまた4週間後。

病院のミスで診察前に血算の血液検査のジュースを飲むのを忘れられ、

診察後1時間待ちぼうけする事になったが、

別件で知り合った妊婦さんと偶然会い、

話をして時間が潰れたので結果オーライだった。



その他の記録。

ゴールデンウィークには熱海の温泉に一泊してきた。

新幹線で1時間足らずだし、駅から送迎もあるのでアクセスしやすくて快適だった。

し、二人で旅行に行ったのは新婚旅行だけだったので、

生まれる前にゆったりと旅行できる機会を持てて本当に良かった。

二泊でも良かったが、万が一何かあった時を考えて一泊、

宿から近い産科の病院を幾つかリストアップしてメモしていった。

結果何事も無く、旅行を満喫出来たので良かった。

料理も素晴らしすぎて体重が一気にガツンと増えたw


【初回体外受精】21w1d

最近起こった事の愚痴を記しておく。

 

高校時代の友人の女性に悶々としている。

 

彼女は私より早く結婚し、子供が一人、共稼ぎ。

学生時代はクラスは一度も同じにはならなかったものの、顔を合わせれば

なんとなく話をする事はあった。

卒業後は長年連絡無し、数年前にFacebookを通じて再会。

私が結婚して直ぐに一度彼女とその子供の三人でランチをしたのみ。

その後はお互いたまに「いいね!」を送りあう程度。

 

Facebookには私の妊娠や治療については一切書いていない。

Instagramでだけ、妊娠の話題を書いているが、

このアカウントを鍵つきにして居なかった自分のミスで、彼女に見つかった。

当然フォローされ、投稿を見て妊娠している事を知ったらしい。

 

そこで彼女が起こした行動が、私の理解に苦しむ。

 

夜中の3時半にLINE(彼女との連絡に一度も使ったことがない)で

「久しぶり!元気?」

「おめでたなの?」

と2件送ってきた。

 

何なんだコイツ自分の近況も一切書かずに、こんなにデリカシー無い奴だったっけ。

 

それが翌朝メッセージを見た感想。

面倒臭そうだから既読スルーを決め込んだら、その日の昼に

Instagram見たんだ。違ったらごめんね。私もなんだ」

と追撃。

 

はぁあああああああああああああ????

普通、そのアカウントが本人か確認する作業から入らないか?

まあそれを置いといても、「違ったらごめんね」という一言で済ませようとする

デリカシーの無さにも開いた口が塞がらないし、「私もなんだ」で、

「えー、そうなんだ、おめでとう!」待ち?そうなの?

つかその前にお前が私に「おめでとう」言う番じゃないの??

どうでもいいけど!祝ってもらいたくもないけど!!

 

と更に悶々。

この追撃は開かずに、暫くコイツとは距離を置く事を決意。

 

そして更に翌日夕方。(しつこい・・・)

恐らく、Instagramの以前の投稿を見たんだろう、私が授かるまでに苦労した

(内容は一切触れず)というコメントを見て、また追撃。

 

「安易な呼びかけでごめんね。不快な思いをさせちゃったら、返信はしなくていいよ」

とスタンプ付き。

 

あー、やっと気付いたのかと思い、一日置いて、

「バタバタしてたのと、何て返信しようか考えてて遅くなった、ごめんね。

私もナーバスになりすぎてるところもあるのかも知れないし、

お互い元気な赤ちゃんを産んで落ち着いたらランチやお茶しようね」

とだけ送った。

 

無事に産まれるまではアンタとは会いませんよ、と。

 

それに対して返信が返ってきて、改めての謝罪。

理解してくれたんだ、良かったと思い、でも意地でも「おめでとう」は言わずに

「身体大事にしてね」と返信。

その後も一件あり、

「今はどこに住んでるの?近くに行く事があったら会えたらいいなー」と来た。

 

……ねえ、バカなの?

距離置きたいっつってんじゃん。

 

やっぱり既婚子持ちってデリカシー無くて嫌いだわー。

勿論こういうのは一部だと思うけど、何も考えなしに他人の妊娠出産に

土足でズカズカ踏み込んで、やらかしたと気付いたら「悪気なかったのー、ごめんね」

で済ませようとする。

 

知らねーよ!

お前のライフステージと私のライフステージは違うんだし、

そもそもそんなに仲良くも無かったし、放っておけよ!!!!

 

ムカついたから「子育てしながらの妊娠生活大変だねー。

今はここらへんに住んでるよー」とだけ返信した。

もう暫くは、こいつとコンタクト取るの、いいや。

 

 

それ以外の記録。

主人の静脈瘤の手術から一ヶ月が過ぎたあたりでクリニックへ。

この日は私は付き添わなかったが、超音波で術後の経過を見る、

との事で順調だったそう。

次は、数ヵ月後に精液検査をする。

 

申請を出していた東京都の不妊治療の助成金、無事に承認されたようだ。

今年度からは対象外になる為、申請が無事に通って良かった。

【初回体外受精】19w3d

かかっている産科では中期に超音波検査があるとの事で、

19w3から20w6dの間に受診するように言われていたので行って来た。

 

前回夫に健診の様子を見せられたので、平日日中に、一人で行く事にした。

受付を済ませ、健診とは別の超音波室?の前でスタンバイ。

少し待ったものの、すんなり呼ばれて中へ。

 

横になって経腹エコー。

健診よりもじっくりと超音波で胎児に異常が無いかを診て貰える。

指はちゃんと5本あるか、両手両足あるか、異常が見られる臓器は無いか、

15分くらいはしっかりとエコーで説明を受けながら見せてもらえた。

一つ一つ「これも、大丈夫ですねー」と言われながら、

安堵感が少しずつ募っていくのを感じた。

そんな中しっかりと動き続けている心臓がとてもいとおしく感じて、

知らず知らずのうちに涙がこみ上げてきた。

 

根拠も無く不安で仕方が無い妊婦生活。

そもそも授かるまでに「不妊治療」をガッツリやった事もあり、

必要以上にナーバスになっている。

酒は当然乍、カフェインは一切口にしないし、生物も極力避けている。

 

安定期目前まで来ても、胎動を感じるようになっても、

本当にわが子はちゃんと成長しているのか、信じてあげる事が出来ないでいる。

 

技師にばれないように涙を拭って、性別も見てもらい、ほぼ確定を貰った。

エコー画像を貰い、無事検査終了。

 

夫にも報告メールを送り、「今日は早く帰る」と珍しく

(多分、こんなメールを送ってきたのは結婚して5回も無い)送ってきたので

楽しみに夕食の支度をしていたが、震災が起こった為、帰宅は深夜3時を過ぎた。

【初回体外受精】18w5d

前回の健診から5週空けての健診。

一度位は主人にもエコーの様子を見せてあげようかと思い、

土曜日のこの日に予約した。

 

流石土曜日、夫婦で来ている患者も多い。

中には子連れも居て、靴を履いたまま待合室のソファーに足をつけたり、

診察室に入るときに荷物をソファーに置きっぱなしにしていったり、

色々とフルコースでアレな感じな親子だったけど。

 

通っている病院では妊婦健診は15wから、という事で、18wにして初の妊婦健診。

採尿を済ませ、体重、血圧を測って待つこと十数分。

土曜日の担当医はランダムという事だったが、診察室の中に居たのは前回の女医。

相変わらず流れ作業感があるが、

今日は気にせず気になっていることは聞こうと決意していた。

 

体外受精の為に初期は腫れているだろうと言われていた

 卵巣の腫れはどうなっているか

 →腫れは引いている

 

乳腺炎のような症状が出ている。両胸が真っ赤に腫れ、熱を持ち、

 触ると滅茶苦茶痛い

 →兎に角冷やせ。マッサージ等はするな

 

・性別は?

 →今日の角度では見えづらい

 →ネットで産科医がモニターの動画を見て判定してくれる掲示板を見つけて

  そこで聞いてみた所、「確定」の回答有り

 

この三点を聞いた上で、中の人の様子も問題なさそうだと確認が出来たので、

個人的には上出来だと思う。

この日は124.4mm。前回が58.9mmだったので5週間で倍の大きさになっていた。

 

次回は順調なので助産師外来にして下さいと医師に言われたので、

その予約や、中期スクリーニングの超音波検査の予約、

母親学級の予約を済ませて終了。

 

取り敢えず一度は夫にエコーモニターを見せる事が出来たので

(医師の後ろから見ていたから見づらい部分もあったようだが)

医師の健診は診てもらいたい医師に合わせて平日に行こうと思う。

【初回体外受精】17w1d

主人の静脈瘤の手術から一週間後、クリニックに抜糸に行く日が、偶々戌の日、

という事で、病院→戌の日の祈祷→ランチ→夫出勤 のコースを取ることに。

 

朝いつもよりゆっくり起きて、義母の運転で病院へ。

術後の経過も良いらしく、抜糸も10分で終わって出てきた。

病院を出て、神社へ。

ここで私の母とも合流。

 

もともと、私と母の二人で行けばいいかー、位に思っていた。

母は妊娠出産を全部海外で済ませた人なので、

こういう日本らしいイベントをせずに来た事もあり、

誘ったら行きたいと言っていた。

その話を義母にしてみたら、「私も行きたい」との事だったので、

三人で行くか~、となっていた所にタイミング良く主人の午前休が

重なったという訳だ。

仏滅だったけど、まぁ、5ヶ月入って最初の戌の日だし、と

この日にしといて正解だった(笑)

 

平日なのもあり、私たちのほかには3組位。

腹帯は使わないだろうと踏んで、通販で購入したトコちゃんベルトをご祈祷に提出。

恙無く祈祷を済ませ、予約してあった近くのホテルのラウンジでランチ。

帰ってきてから、少し疲れが出たのか3時間も昼寝してしまった。

 

この日の夜、初めて「あ、胎動だ」と分かる。

本当に自分の中に別の人格が生きているんだ、と感動した。

 

五ヶ月に入って体調も割と安定してきた。

ただ、時折貧血に襲われて立っていられなくなる事があるので、

この対策は講じなければならない…。

 

それ以外のマイナートラブルは然程ない。

万年便秘で、トイレでいきむのが怖くなったので、敢えて

酸化マグネシウム錠を毎日服用して、かなりユルめにしている位。

あと、体重が恐ろしい勢いで増えている。

精索静脈瘤の手術

妊娠5ヶ月に入って直ぐのころ、夫の手術があった。

 

まず、その二週間前に術前検査をして、結果問題ない事を確認して迎えた当日。

予約の時間ちょうどに病院に到着。

直ぐに名前が呼ばれて主人は中へ。

私は待合室でずっと待つ事にしていた。

 

精索静脈瘤というのは、男性不妊の原因の半分位を占める原因の病気で、

日常生活その他で何ら不快感などを感じる事がない事から、

子供を望まない男性だったらそのまま放置しても構わない病気なのだそうだ。

どういうものかというと、(私もざっくりとしか理解していないので、

詳しく知りたい方はグーグル先生や医学書に聞いてください)精巣に繋がる静脈に

瘤が出来て、血管を詰まらせるもので、これが出来る原因は不明。

この何が悪いかというと、血管が詰まることにより、冷たい血液が流れて

冷やさなければいけないタマタマに暖かい血液が行ってしまい、

オタマジャクシが死ぬのだ。

加えて、夫の場合は逆行性射精もあるので、少なくなったオタマジャクシの

全てが射精されるのではなく、一部尿に混じって出てしまうので余計に減る。

 

これが彼の精液検査の惨憺たる結果の理由だ、という事で、

ありがたくも初回の体外受精で妊娠に至ったものの、なるべく早く手術を

した方が良いだろうと判断し、この日程を選んだ。

 

手術をなる早で行った理由は、

①この病気は子供を望むなら放置しておいて良い事は無いと医師に言われた事

②第二子、可能であれば第三子まで頑張ってみたいと夫婦で合意している事

 (術後の精液所見が回復するのに三ヶ月から半年を要する)

の二つである。

 

この手術にはいくつかの術式があって、私たちが選んだのは、

日帰りで行える、低位結紮術。

自由診療なので安くは無い。両側の手術だけで30万程度だ。

それでも、宿泊して、全身麻酔をしての手術だと主人は仕事を休みたくないと

言うし、彼の体の回復にも時間がかかると思い、この術式を選んだ。

 

結果、2時間半の予定が3時間で手術は終了し、本人は若干違和感があるものの、

歩ける程度に回復して出てきた。

この日手術を担当したのは院長で、帰るときには受付まで出てきて、

「いやー、やりがいのある仕事でした!」と満面の笑顔で言ってくれた。

オペ室でも「徹底的にやっつけときましたからね」と言われたそうで、

もしかしたら今後自然妊娠、という夢もあるかもしれないと思えた。

 

手術当日から抗生物質と鎮痛剤を数日分出されたが、

日に日に違和感は消えていっているようだ。

どうしても術後はタマタマが腫れる(痛みは無く、変色する)そうで、

それは若干あるものの、日にち薬で改善していっているようだ。

術後5日後には軽めではあるものの、ジムに行って運動も出来たそうで、

順調に快復に向かっている。

 

不妊治療には後ろ向きな男性の話をよく聞く中、スピード感をもって

手術を受けるという選択をしてくれた主人を有難く思う。

 

妊娠初期は念のため避けていた性生活も術後の経過が良ければ再開、かな。